夏風邪に備えましょう!
皆さまお久しぶりです!
先月の新潟・山形地震にて被災された方へ心よりお見舞い申し上げます。
日本海側は津波に加えて、停電等の被害があったと聞きます。
全国的にも各地で地震が起こっているようなので、防災グッズの準備や避難経路の確認をする等防災を心がけましょう。
山形も梅雨入りし、じめじめとする日が増えてきましたね(ーー;)
雨は好きですが、湿気に困る日々です……。
湿気対策をしつつ雨の日も快適に過ごしたいですね!
さて、今回はこれからの夏の時期に向けて流行する病気についてです!
タイトルでは「夏風邪」と書きましたが、夏風邪といっても多くの種類があります。
今月はその中でも乳幼児を中心に流行する、代表的な3つの病気についてご紹介したいと思います。
【手足口病】
口の中や手足等に2~3mm程の水疱性の発疹が出るウイルス性の感染によって起こる病気です。
最近では口の中や手足だけでなく、お尻にも発疹が出る場合があるそうです。
発熱が起こる場合もありますが、あまり高くならないことがほとんどで、数日間のうちに治まるとされています。
5~6月から流行がスタートし、7月にピークを迎えます。
【咽頭結膜熱(プール熱)】
アデノウイルスの感染によって、発熱やのどの痛み、結膜炎が起こる病気です。
プールでの接触・タオルの共用によって感染することもあるため、プール熱と呼ばれることもあります。
6月から流行がスタートし、7~8月にピークを迎えるとされています。
【ヘルパンギーナ】
ウイルス性の病気で、口の中に水疱性の発疹ができ、同時にのどが痛む病気です。
他に発熱が1~2日続き、食欲不振や全身のだるさ、頭痛等を起こすとされている夏風邪の代表的な疾患です。
ヘルパンギーナは急性期には、のどからウイルスが排泄されるため、咳をした時のしぶきによって感染します。
流行時期は手足口病と同様に、5~6月から流行がスタートし、7月にピークを迎えるとされています。
【予防対策】
3つの病気に共通する対策としては、接触感染を防ぐため、せっけんを使った手洗い・うがいを行い、個人のタオルを使用したり、ペーパータオルを使用したりと1つのタオルを複数人で共有しないことが大切です。
また、プールの後のシャワーをきちんとし、目を洗うようにしましょう!
他に手足口病とヘルパンギーナは、治った後でも便の中にもウイルスが残っていることがあるので、おむつを交換する際は排泄物を適切に処理した後、手洗いうがいをきちんとすることが大切です。
感染してしまった際は医療機関に受診し、咳エチケットを心がけるようにしましょう!
今回はこれからの季節に流行する3つの病気についてご紹介しましたが、現在は胃腸炎が流行しているようです(..;)
胃腸炎についてはこちらの記事をご覧ください!
予防をきちんとして、夏を迎えましょう✨
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